食事の栄養バランスって?
私たちが普段食べている食事。 食事の中に含まれる栄養素ですが、三大栄養素であるタンパク質、脂質、炭水化物(PFC)バランスってどうなっているか自分の食事を客観的に見て考えたことってありますか?
おそらく皆さんの食卓にはご飯とおかず、副菜や果物などが食卓に並んだ時に一番多く摂取するものは「お米、パン」といった炭水化物ではないでしょうか。
それもそのはず、私たち日本人は昔からお米を主食に多く食べるように教育されてきましたからね。 僕も学生時代はもちろんお米がメインでした。
こちら農林水産省が推奨している栄養バランス
明らかにバランスがおかしいと思いませんか? 政府も推奨しているこのバランス。私たち日本人はタンパク質13~20%、脂質20~30%、炭水化物50~65%が目安。そしてなぜか野菜中心で脂質や塩分は控えめでタンパク質は植物性と動物性の両方から摂る。というのが常識となっています。
皆さん炭水化物は主に糖質です。 そして糖質をエネルギーとするときに消費されるのは大量の主酵素(たんぱく質)、補酵素や補因子(ビタミン群、ミネラル類)です。
疲れやすい、だるいといった気分障害、糖尿病や生活習慣病といった様々な慢性疾患、うつやパニック障害などの精神疾患はこれらの偏った栄養バランスから生まれる「質的栄養失調」が原因かもしれません。
質的栄養失調とは簡単に言えば「糖質過多、たんぱく不足、脂肪酸不足、ミネラル不足」の状態の事です。
はっきり言って私たち日本人はその偏った食事を続けてきたことでほとんどの人が質的栄養失調の状態になっています。
私たちの身体を構成している栄養素は何が一番多いでしょうか? そして私たちの身体を守るために必要な栄養の絶対量は足りているのでしょうか?
一つだけ言えるのは、「自分の健康は自分でしか守れない」という事です。 そもそも国が栄養バランスが偏った食事を推奨しているぐらいですから。。
心身に影響する栄養素。 しっかり見直してみてはいかがですか?
当院では分子栄養療法の観点から栄養アドバイス行っています。 これからブログにも栄養の事をご紹介していきますのでどうぞ目を通していただけたらと思います。
ご愛読ありがとうございました。沖縄県首里大名町のまほろば鍼灸整骨院。院長の濱田でした。