靭帯って何でできているの?
こんにちは! 今日は捻挫についてお話しますね(^^)/
この捻挫という怪我! 本当スポーツの現場ではよく起こりますね(T_T)
スポーツだけでなく、仕事中や移動中、私生活内でも捻挫を経験したことがある人は多いのではないでしょうか?
一言に捻挫といっても起こる場所はたくさんありますね、肩とか手首とか首(頚椎)や腰(腰椎)、膝など「関節」が存在して捻られる可動域がある場所には起こりえる怪我です。
じゃあそもそも捻挫って何が損傷しているのでしょうか??
それは関節をつなぎとめている「靭帯」という組織です!
靭帯は骨と骨をつなぎとめて補強してくれている組織ですが、関節が強くひねられたり、伸ばされたりするときに痛めてしまいます。
さて、じゃあこの痛めた靭帯を修復しなくてはいけませんね! ではこの靭帯は何で作られているのでしょうか?
それはコラーゲンです! そしてコラーゲンは何かというと「タンパク質」なんです。
コラーゲンはトロポラーゲンという長いタンパク分子が三つ集まって三つ編み状に絡まって強く結合していますが、これがきちんと作られるにはプロリンとリジンというタンパク(アミノ酸)に水酸基がつく必要があります。
このプロリンとリジンというアミノ酸。靭帯として機能するためにはヒドロキシプロリンとヒドロキシリジンというものに置き換わらないといけないのですが、ここで必要になる補酵素が「ビタミンC」なんです。
ちょっと難しかったですね笑 本当はトロポラーゲンの前にプロコラーゲンという前身の話があるのですが、深くなると熱くなって読んでもらえなくなるので止めておきます笑笑
このコラーゲンを作る設計図がDNAにあって、作り方を親から受け継いでいるんです。ホントに凄いことですね。。
ちなみにコラーゲンは人体を作るタンパク質の3分の1も占めている最も重要な存在なんですよ(^^)/
そして僕が今、右足関節捻挫で治療中のバスケットボール部の〇シン君の足首のエコー画像。 赤い丸のところが捻挫で損傷した靭帯です。
初日は傷ついた部分にドプラ反応(炎症)もでてました。
よく捻挫の繰り返す子なので治療に分子栄養を加えてアプローチを行ったところ、3日後には傷口が縮まってたのですぐに動作指導を行いました(^^)
そして本日、1週間目にてかなり傷がふさがっていたのでジャンプ動作や踏み込みをいれたプライオメトリクストレーニングまで実施。 現段階ではかなりいい感じに治癒に向かっています(^^
今回の捻挫はかなり栄養面からの効果が出ていたので良い結果となったので本当に良かったです! 初日はケンケンして来てて腫れも強かったので長引くかなーと心配でした汗
さぁ損傷した組織を回復させるのに必要な栄養素って何でしょうか? どれぐらいの量が必要でしょうか? 組み合わせはどうなのでしょうか?
人間の体って何でできているのか知る事って本当に大切だと思いますよ(*^^)v
本日は以上!那覇市首里大名町のまほろば鍼灸整骨院 院長の濱田でした!