鉄はとっても欠乏しやすい。。
こんにちは~! 今日は私たち日本人が不足しやすい大切な栄養素。「鉄」についてお話しますね(^^)/
多くの人に欠乏状態が起こる鉄ですが、男性より欠乏しやすい女性は特に注意が必要です。
鉄の不足は重度になると強い自覚症状として現れます。
(鉄欠乏に多い症状)
頭痛、だるい、体が重い、イライラする、元気が出なくなる、集中力低下、些細なことが気になる、神経過敏、体の節々の痛み、冷え性、朝起き上がれない、足がむずむずする、氷をがりがり食べてしまう
これらの不定愁訴の原因が鉄不足だったという事は少なくないんです(>_<)。
思いあたる人が結構いるんじゃないでしょうか??
日本では海外に比べて鉄不足が深刻なんです(T_T)
海外では小麦粉に鉄やビタミンが添加されているし、鉄分たっぷりのお肉もたくさん食べる習慣がありますが、日本はどうしても食事の中からビタミン、ミネラルは不足しがちな食生活なんです(-_-)
貧血検査でヘモグロビン値は正常っていわれたよ~!って人も多いと思いますが、実はヘモグロビン値はその日の変動が激しくて、ヘモグロビン値が正常でも実は「隠れ貧血」っていう人がほとんどなんです。。
じゃあ鉄の数値って何をみればいいの? って思いますよね!
それは「血清フェリチン値」を基準に見てください!
人は肝臓の中で「フェリチン」とうタンパクと鉄をくっつけてため込んでいるんです。 まぁ鉄の貯金みたいな感じです。
この数値が50以下の人は注意が必要です。 30以下だと重度の鉄不足なんですが、日本人の女性は30以下の数値の人がとっても多いんです。
ちなみに欧米では100以下は貧血とみなされます。
この血清フェリチンは病院や人間ドッグで検査できるので、調べてみる事をお勧めしますよ(^^)/
じゃあ鉄はどう取った方がいいか気になりますよね?
それはキレート鉄(タンパクとくっついた鉄)の形で摂取するのが一番吸収がいいんです!
そしてビタミンCと一緒に取ると特に吸収がよくなります。
そして注意が一つ、鉄は経口摂取(口から摂るもの)だと安全ですが、鉄剤注射の形で取るのはあまりお勧めしません。
口からサプリや食事で鉄を取ると吸収の過程でタンパクと結合してくれますが、血中にそのまま鉄剤を入れると遊離した鉄イオンが「ヒドロキシラジカル」とう猛毒に化けて、DNAを攻撃してしまい病気の原因になってしまいます。(フェントン反応というめっちゃ怖い現象です)
なので鉄は必ず食事やサプリといった「経口摂取」で取ってください!
貧血大国と呼ばれる日本ですが、意識次第で個人の鉄不足は解消します(^^)/ しっかり意識していきましょうね!
以上首里大名町のまほろば鍼灸整骨院 院長の濱田でした(*^^)v