ちょっと怖い糖質のお話①
こんにちは! 今日は少し糖質のお話をしますね!
唐突ですが皆さんお腹がすいたとき、まず初めに何を食べますかね?笑
最初に野菜や汁物、おかずなどチョイスがそれぞれあると思いますが、ごはん(白米)や麺類を空腹時にほおばる人はめっちゃ要注意!(とっても美味しいんですけどね~泣)
空腹時というのは血液の中に糖が少ない状態、いわゆる低血糖の状態です。
この時に急に糖質を食べるとどうなるかと言いますと。。血液の中の糖(血糖値)が急上昇してしまうんです!!
この血糖値を上げるときに様々なホルモンが出てきます。(グルカゴン、コルチゾル、アドレナリン、成長ホルモン、甲状腺ホルモンetc….)
このままだと上昇を続けて高血糖になってしまいます。 そんな時、膵臓からあるホルモンが働いてきます。
よく聞いたことがあると思いますが、血糖値を下げるホルモン、インスリンです。
実はこのインスリンというホルモン。めっちゃ不器用な奴で。。血糖値が上がった分をもとに戻すぐらいでいいのに、なぜか一度放出するとドバッ~っと出して必要以上に血糖値を下げちゃうんです。
その破壊力。よく象さんに例えられます。
そうすると今度は血糖値が急激に下がります。この時に起こるのが低血糖症状。
ご飯を食べた後、異常にだるくなったり、眠くなったり、集中力がなくなったりといったりしませんか?
これは血糖値が急激に下がったことでエネルギー不足になった低血糖の症状なんです!
そしてまた下がった血糖値をあげようと、さきほどの血糖値を上げるホルモンたちが働きます。
この乱高下の繰り返し、これを「血糖値スパイク」といって、老化を早めて、健康を大きく損ねる原因になっており、将来的に脳梗塞や心筋梗塞、がんなどにもつながる恐れがあるんです。。
実のところ私たちの身体は、血糖値が急激に上がる時に対応できるようには作られていないんです。
身体の中に血糖値が上がるホルモンは多いのに対して、下げるホルモンはインスリンただ一つのみ。 この地点ですでに血糖値が上がった時に対する備えが手薄なのが分かりますよね(汗)
膵臓が一人で頑張るので疲れて弱ってしまう!っていう感じです。
なぜそんな作りなのかというと、理由は人間が古来食べてきた食べ物の中に血糖値を上げるようなものはなかったからだそうです。。
これは僕が大好きだったパンケーキ。美味しかった。。 もう食べてないですけど。。 好きでした。。。
まぁ何が言いたいかと言うと! 精製されたお米や小麦はいわゆる「糖質むき出し」の食べ物だから、空腹時に沢山食べる事はよろしくないんです(>_<)
お米中心の食事スタイルの方はまずはお肉やお魚のたんぱく質や脂質、食物繊維からお腹いっぱい食べてください!そして白米はお茶碗半分以下(できれば玄米、もしくは金芽米)を最後に少し頂く感じにするととてもいいですよ(^_-)-☆
そして血糖値の乱高下の影響は、細菌やウイルスなどに対しての免疫にも大きな影響があります。
今度はこの事についてお話しますね(^^)/
以上 那覇市首里大名町のまほろば鍼灸整骨院 院長の濱田でした!